【昆虫料理研究会 第1回 例会報告】
■開催:1999年8月28日
■場所:東京多摩川の土手
■参加者:3名
1・捕る
多摩川の土手はバーベキューの列。
それを横目にネットを振る。幼年の記憶が蘇る。いや、縄文の記憶と言うべきか。それにし てもトノサマバッタの飛行術はすごい。多摩川上空を飛び、岸辺に戻ってくるところを待ちかまえ、ネットに捉える作戦はなかなかうまくいかない。散歩してい た見知らぬおじさんも「はいったぞ、大きいぞ」と興奮して叫ぶ。
2・調理
今回はすべて空揚げ。熱湯にバッタ類、セミ類を放り込む。バッタ類は一瞬にしてうまそうなピンク色に染まる。それらを揚げる。数秒で鍋から上げないと焦げる。セミ類はちょっと揚げすぎたようだ。「煮る」「焼く」「蒸す」が次回の課題。
3・食べる
バッタもセミもすべて空揚げだったので、どちらも揚げた小エビの食感、サクサクっとしたスナック感覚だ。セミの翅も食べられる。セミは揚げすぎてやや焦げ臭い。素材の味が味わえなかったのが残念。
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