『楽しい昆虫料理』内山 昭一

■著者:内山昭一

■発行:2008年

■発売:ビジネス社

<目次>

まえがき/和食-四季の味を楽しむー/昆虫料理のすすめ1(食材の確保と注意点)/洋風料理―オードブルからメインまで-/昆虫食対談 虫は愛でるもの? 味わうもの?(奥本大三郎×内山昭一) /中華・韓国・エスニック-世界の味を食す /昆虫料理のすすめ2(体にいい!? 栄養価と虫の味) /昆虫スイーツ-和と洋のデザート /昆虫料理のすすめ3(文化としての昆虫食)

とにかく食べてみればいいじゃない!?

史上初・昆虫食大レシピ集

昆虫や食文化を専門とする研究者が昆虫食を解説する本は数多くあれど、本業を別に持つ勤め人が、ここまでたどり着いたということに、まず拍手。「昆虫料理研究家」なる肩書を日本で持つただひとりの人物、内山昭一の虫食い集大成である。


アルゼンチンゴキブリ、イナゴ、オオゴキブリ、オオスズメバチ、カイコ、カマキリ、カミキリムシ、カブトムシ、キイロスズメバチ、キリギリス、クリシギゾウムシ、クロスズメバチ、コオロギ、サクサン、サクラケムシ、ジャイアントミールワーム、ジョロウグモ、スズメバチ、セミ、タイワンタガメ、タイワンツチイナゴ、ツムギアリ、トノサマバッタ、ナナフシ、ナメクジ、バッタ、ハナムグリ、ヘビトンボ、ベニガラスズメ、マダガスカルゴキブリ、ミールワーム、ムカデ、ヤママユガ、ヤゴ

コレが本書で調理されている虫。いやーーー、すごい!(書き出すだけでも疲れた)

私が初めてこの本を読んだとき、ゴキブリレシピに唖然となり、栗の実の中から現れるあの虫を使った「栗虫ようかん」に爆笑した。

それまで怖がっていたものも、皿に乗ってしまえばただの食材。なかなか美味しそうだな、と思ったものです。

本書を手に取れば、怖い虫なんてなくなるかも!?

虫食いへの1歩は本書から!

この記事を書いた人
ムシモアゼルギリコ

フリーライター歴20年(※虫関連の記事以外、基本は別名義)。
2008年頃から昆虫料理研究会(内山昭一主催)に参加し、“虫食いライター”としての活動を始める。
TV、ラジオ、雑誌、トークライブ等で昆虫食の魅力を広めているほか、映画やバラエティ番組などに登場する“虫食いシーン”の、調理サポート等も行う。

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