歌舞伎町の中華料理店 「上海小吃」に、新メニュー 「ゲンゴロウ」が登場。
水質汚染や外来種の被害で絶滅危惧種となってしまった日本の在来種は食べることはできないゆえにゲンゴロウを食べられる機会はそうそう無い。
なので今回さっそく試食。メニュー表を開いて注文することに。

中国の言葉で書くと、龙虱、竜蝨 と書くそうで、龍につくノミやシラミという意味らしい。龍、デカい。
ゲンゴロウ登場。揚げた状態で、上にはスパイスがかかっています。
食べてみると、「バリッ…バリッ…!」ととても軽快ないい音が。思っていたほどの硬さではない。
典型的な昆虫のエビに近い風味が最初に口に広がり、中身の肉を噛みしめると、どことなく淡白な白身魚に近い旨味が感じる。水中を活発に動き回るハンターらしいさっぱりと引き締まった感じの味わい。羽さえとってしまえば外殻もバリバリとせんべいの如くおいしく食べることができる。今まで何度かゲンゴロウを食べる機会があったけれども、それらは総じて酸化しているのか苦味があったり、殻があまりに硬く食べるのが大変だった。こんなに美味いゲンゴロウは初かも。鮮度と調理法が良いからかも知れない。
中国をはじめアジア地域では広く食されているゲンゴロウ。
日本でも長野や岐阜あたりだと、ゲンゴロウを食べる文化があったそうな。
たくさんのゲンゴロウやタガメが里山の水田で元気に泳ぎ回る姿を見れる日が、再び訪れるといいなぁ〜。
店舗情報

こちらがアクセスマップ。
- 住所:東京都新宿区歌舞伎町1-3-10
- 電話/FAX:03-3232-5909(ご予約承ります)
- 営業時間:平日18:00~5:00 日・祝日18:00~2:00
新宿駅からおいでになる場合は、歌舞伎町のドン・キホーテから靖国通り沿いに東へ行き、2つ目の通り(東通り)を左折していただく経路をおすすめします。そこから、150メートルほど北へ直進すると突き当たり手前の右側に細い路地があります。路地の入り口に上海小吃の看板が出ておりますので、ご確認ください。
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