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ホストクラブやキャバクラ、風俗店などが乱立する新宿 歌舞伎町の露骨なまでにギラついたオモテの表情とはまた違った意味で異彩を放 つディープスポットが歌舞伎町内に存在する。
風林会館の付近にある、なにやらちょっと怪しい雰囲気漂う細く薄暗い路地裏を 奥に進むと中国人形が店頭に鎮座し、 外観内観ともに中国の装飾品で埋め尽くされた「上海小吃」という中華料理屋に辿り着 く。
私はこの店の得も言えぬ怪しげな雰囲気がどうも好きになってしまっている。
私はこの店の得も言えぬ怪しげな雰囲気がどうも好きになってしまっている。
まずお店に入ると、 壁一面に貼り出された膨大な数のメニューが目に飛び込んでくる。このセピアで年季の入った感じがたまらなく良い。
店内は絶えず賑やかで、オーダーを受ける店員さんの中国語が店内に響き渡っていて独特な活気がある。
お世辞にも「綺麗でおしゃれな店」なんて言い難いような店だけど、ただ小綺麗でお行儀だけヨロシイようなそんじょそこらの中華料理店には決して醸し出せない良さがこの店にはあるのだ。
空気感は日本とはまるで別世界で、きっとホンモノの上海の空気がこの特殊空間には棲みついているはずだ。
とにかくメニュー数が膨大すぎてとても全メニューを列挙していくと流石にキリがないので、(600種類以上メニューがあるとかw)今まで食べた中で美味しかったメニューを挙げてみよう。
本場の上海家庭料理メニュー
どの料理も総じて美味しい上、決して日本人好みの味に媚びることなくアレンジなしで、しっかり現地のレシピで作ってくれるので、本格上海家庭料理の味を体験できる。
未曾有の珍食体験。食用昆虫も勢ぞろい。
これに加えてこの店は珍しいメニューが多いことで有名。
以前食べた豚の脳みその炒めは、衝撃的だったがとても美味かった。
なかなか見た目はグロテスクに捉えられるのかもしれないが、白子のようなフワッとした食感と上品な旨みがなかなか良い。
珍しいメニューだけでも挙げたらキリがない。カエルに牛のペニス、鴨の血固まり、ウサギにアヒルの血、香肉(食用犬)の煮込み、ヘビに臭豆腐と、日本で普通に生活していたらまず食べる機会のないような食材のオンパレード。
そして何より食用昆虫のメニューが充実している。
バッタ、セミ幼虫、蜘蛛、ムカデなど珍しい昆虫が揃い踏み。
今年になって、なんとゲンゴロウが新メニューで登場した。
ゲンゴロウに関しては後ほど別の記事でじっくり紹介できればと思う。
とまァ、これだけ書いたけれども、まだまだ当店は筆舌に尽くし難い魅力に溢れかえっているので、もし興味のある方がいればぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
満席状態が多いので、事前に電話予約して行くのが○。
店舗情報
- 住所:東京都新宿区歌舞伎町1-3-10
- 電話/FAX:03-3232-5909(ご予約承ります)
- 営業時間:平日18:00~5:00 日・祝日18:00~2:00
新宿駅からおいでになる場合は、歌舞伎町のドン・キホーテから靖国通り沿いに東へ行き、2つ目の通り(東通り)を左折していただく経路をおすすめします。そこから、150メートルほど北へ直進すると突き当たり手前の右側に細い路地があります。路地の入り口に上海小吃の看板が出ておりますので、ご確認ください。
- 新宿駅東口より徒歩8分
- 東新宿駅(都営大江戸線、東京メトロ副都心線)より徒歩8分
- 新宿三丁目駅(都営新宿線、東京メトロ丸ノ内線、東京メトロ副都心線)より徒歩9分
- 西武新宿駅より徒歩6分