『スーパーフード! 昆虫食最強ナビ』発売!

本書では、流行りに敏感な昆虫食ビギナーに向け、食用虫図鑑から虫料理レシピ、レストランガイド、タレント・専門家インタビュー(対談)、ルポマンガ……などなど、まさに"オールアバウト昆虫食"といったコンセプトで、バラエティ豊かに盛り沢山な内容で一冊構成します。

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『完全復刻版 紅グモ』(前編・後編)楳図かずお

■     著者: 楳図かずお

■     発行:2008年

■     発売:小学館

■     虫:クモ

とーちゃんが変な蜘蛛を飼っていたので

継母VS薄幸姉妹で蜘蛛バトルするはめに!?

1965年から『少女フレンド』にて掲載された人気作品が、楳図かずお復刻シリーズ(小学館クリエイティブ)に登場。

主人公姉妹のパパは、ホラーヒロインの親にキャスティングされる率がとても高いクモ研究者で、目や鼻から体の中に入り込むという紅グモを飼っている。そんな家庭に現れたのが、これまた昭和少女ホラーの必須人物・THE後妻だ。コレで事件が起こらないほうが不思議なくらいですよね!

モサモサのクモを寝室に放り込まれたり口に突っ込まれたり、さらに風呂桶やカバンから蜘蛛が大量に拭き出したりと、とにかくこれでもか! というくらいの蜘蛛祭りが楽しめる。体の中から流れるようにザザザザと大量のクモが出てくる『神の左手 悪魔の右手』の原点は、ここにあるのかも。

蜘蛛そのものも単純にゾワゾワくるのだが、ほほほほほ! と、クモ祭りにはっちゃける継母が一番駆除されるべき存在です。個人的なお気に入りシーンは、蜘蛛化した同級生が蝶をむさぼり食い、羽をペッとはきだし残すところ。おお、正しい蜘蛛のお食事シーン! と胸ときめきました。さらに「なんだかものたりない」とつぶやくところも、いじらしくて可愛らしい。

楳図マンガには、この作品のように虫がいーーっぱいでてくる素敵な話が少なくないにもかかわらず、『ぐわし! 楳図かずおです』の伊藤監督の話によると、実は楳図センセイ虫が大っっ嫌いで、虫の大群シーンはアシスタントが描いているのだとか。歌ったり踊ったりと、チャーミングな顔を次々見せてくださるセンセイですが、虫が怖いなんてますますキュートです。

ちなみに私が持っているのは、朝日ソノラマから発行されたサンコミックスバージョンで、表紙がちょっと大人。

この記事を書いた人
ムシモアゼルギリコ

フリーライター歴20年(※虫関連の記事以外、基本は別名義)。
2008年頃から昆虫料理研究会(内山昭一主催)に参加し、“虫食いライター”としての活動を始める。
TV、ラジオ、雑誌、トークライブ等で昆虫食の魅力を広めているほか、映画やバラエティ番組などに登場する“虫食いシーン”の、調理サポート等も行う。

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