5月2日放映の関西テレビ『ミュージャック』、ミールワーム、コオロギ、ゴキブリ料理を召しあがってくださった
たなしんさん(グッドモーニングアメリカ)、大西ライオンさん、スタッフの皆様ありがとうございました&
大変お世話になりました!
セミの食べ方をイラストで解説したむしくい手ぬぐいを持ち、記念撮影。
さて、表題の件。
昆虫食愛好家の方々
「これまでに何匹の虫を食べましたか?」と問われたら、何と答えるでしょうか。
コレは上記ミュージャックの収録後、編集作業中のスタッフの方から投げかけられた質問。
な、何匹食べたかだと……!? さて、困った。
蟻やイナゴを想像していただけば分かるように、虫は成虫でも小さいサイズのものが多い。
ところが虫食いパフォーマンスなどではインパクトが出るようにか、外国産ゴキブリやタランチュラ、サソリなど
ボリュームのあるものがよく使われるので、虫1匹を伊勢海老のような感覚でとらえているのかもしれない。
し か し。
実際にはスプーン1杯でも、ハチノコだったら50匹、アリだったらその倍はいるんじゃなかろうか。
「今まで何匹の虫を食べましたか」
それは“プリン体ラバー”に向かって「今年食べた魚卵の数は?」と聞かれているようなものでもあり、
もしくは「お前は今までに食ったパンの数を覚えているのか?」なワケですよ。
とは言え、確かに大きさの例えに「東京ドーム@個分の~」とよく使われるように、
分かりやすく具体的に伝えるために「数」を出すのは定番の表現であるので、
“今まで食べた虫は@匹!”と入れたい気持ちはとてもよく理解できる。
仕方がない。
正確にはカウントできないが、何とかざっくり数えてみようじゃありませんか。
さて、やや少なめに見積もって、ここ5年間に食べた虫を考えてみると……
蝉はひと夏に30匹程度食べるとして、5年間で150匹。
ハチノコは1食につき30匹を年間10回ほどで300匹×5年で1500匹。
バッタはイナゴも含めればまあ年間100匹は食べていると思われ5年で500匹、
ゴキブリは月に2~3匹程度として5年間で150匹ほど、
その他ミールワーム、カミキリムシ、蟻、カイコ、タガメ、コオロギ、サクサンetc…
とカウントしていき、「本当にざっくり計算ですが、少なく見積もって5000匹」と回答させていただいた次第です(実際にはもっとたくさん食べていると思うけれど)。ふう。
しかし改めて振り返り、5000匹という数。
川島なお美さんの有名なお言葉「私の前世はワインだった。血はカベルネ、涙はシャルドネ」を真似してみるならば
「涙はハチノコ、血はタガメ。私の前世は虫だった」となるのでしょうか。
ちなみに「伊勢海老のような~」やジョジョのセリフは、今回の数問題で途方に暮れ、Facebookへ書き込んでみたところ、
お友達の皆様から寄せられたコメントでした。
そして「5000匹ってことにしておきます」と報告すると、〆のコメントは「歩く除虫菊女!」。
金鳥の渦巻きくらいに、ロングセラーになれるとよいのですがね。