
妖しく光る「獣」のネオン、真っ赤なゲートをくぐり、めくるめく酒池獣林の世界へ。
道化師が差し出すメニューに踊る、鹿!熊!猪!山羊!駝鳥!鰐!
(宮下企画HPより)
高田馬場駅より徒歩2~3分という好立地にある米とサーカスは、近所のスーパーではおめにかかれないような「マイナーミート」がリーズナブルに食べられる店で、さらに怪しげなデザインもツボに入りまくりで、かねてより大ファンだった店のひとつです。

そんな“米サー”が、なんと昆虫食フェアを展開中とのことで、お店より試食にご招待いただいてしまいました。

そんなお誘い、もちろん嬉しい! といっても実はお誘いいただいた数日前にも、急にサソリが食べたくなり、突撃済みだったりするのですが(笑)。しかしまだ食していない虫メニューもあるので、これはぜひいただかなくては…!とお邪魔してきました。
まずは予想外の人気メニューになったという「サソリのねぎま」
ネギをガシッとつかむサソリ、全然「ま」じゃないのが笑いを誘う。
サソリを食べられる店は都内にもチラホラあるけれど、ここのサソリは大変味がいい。
パリッとした食感と噛みしめるほどにコクが広がるサソリ肉の味。そしてサソリをパリパリ丸かじりするという、高揚感!

行列させた盛り付けにこだわりを感じる「蟻チャーハン」
スパイスのように、クロアリを振りかけてあるチャーハン。蟻特有の薬膳っぽい香りが口の中にふわりと広がる、大人味のチャーハンでした。クコの実とか八角とかも絶対合いそう。
贅沢オトクな「6種の昆虫盛り合わせ」

こんな豪華な盛り合わせ、日本中の飲食店を探してもなかなかないですわあ。
サソリ、タケムシ、ゲンゴロウ、カナブン、蚕、イナゴがドーンと乗り、こんなのビールが止まらなくなるではありませんか。
それぞれの味わいや食感を比べながら食べることができるので、エンタメ感も抜群。
ダブル卵という濃厚な「アリ卵の出し巻き卵」

タイ料理などでは炒めものやスープに使われるツムギアリの卵を、日本の出汁巻卵に入れたという、虫創作料理。
ふんわりした鶏卵の中に、プチプチっとツムギアリがはじける、サプライズ的なおかず。レジャーでのお弁当にも、入れてみたい!
ツウ好みな「蚕の茶わん蒸し」

ひなびた風味がツウ好みである蚕のサナギを、ジューシーな茶わん蒸しの具として使用。
ぺちゃんこになりがちな蚕のさなぎがふっくら甦っている!
このほか、定番であるイナゴやハチノコの佃煮もあるので「ああ、これこれ」と安心(?)したい人も、満足できること間違いナシ。

アリやサソリなどを漬けこんだお酒は、めちゃくちゃ元気になれそうな雰囲気たっぷりであります。
フェアは3月6日までの予定だそうですが、個人的には延長希望!
(おまけ)

宮下企画の宮下さん&ひとりで食べきれないともったいないので試食に付き合ってもらったほそいさんたちと記念撮影。
ごちそうさまでした!








