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虫とゾンビと終末の後

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先週3月4日、『Jテレスタイル』(J:com)というケーブルテレビの生放送番組にて
大変大変僭越ながら「ゾンビドラマ解説者」として出演させていただきました!

きっかけは昨年、KKベストセラーズの『語れ!ゾンビ ‐Talk OF THE DEAD‐』というMOOK本にて
『ザ・ウォーキング・デッド』翻訳者の風間賢二さんインタビューや、ゾンビメイク講座、
ゾンビマンガ紹介などを担当させていただいたこと。
(こちらです↓)

番組はこれから日本で放映が始まる『ウォーキングデッド』シーズン4の後半戦に備え、
今までのストーリーをおさらいがてらその魅力を紹介するという内容だ。
番組のメインパーソナリティは映画評論家の有村昆さん、そしてゲストは癒し系女性ユニットの「やなわらばー」さん。
そんな豪華な生放送にお呼びいただいてしまい、嬉しさと同時に恐縮・・・! ひい。

さて、このゾンビ企画「虫食いと関係ない!」と突っ込まれそうでありますが、
ゾンビが登場する設定として多用される「文明が崩壊した終末後の世界(=ポストアポカリプス)」においては、
そこそこ昆虫食が役立つハズ! と常々思っているのだが、どうか。

ゾンビ作品の楽しみ方のひとつに「自分だったらこう動く(逃げる・戦う)のにー」と
登場人物に感情移入して妄想するという遊びがあると思うが、
“ゾンビから逃げつつ、食料として虫を捕る”を考える人も少なくないのでは。

いつゾンビが襲ってくるか分からないため定住は難しく、さらに流通も途絶えているため、
救いの手を探しながら廃墟化したスーパーマーケットや民家から、
保存食を探す必要にかられるのが「ゾンビのいる生活」。

『ウォーキングデッド』の主人公チームには狩猟能力のある人物がいるのでかろうじてリスや鳥の肉を食べることができるものの、
もし突然そんな世界に放り出されたら、道具いらずで静かに採取できる(※音を立てるとゾンビが集まってくるから)
昆虫食バンザイ☆ となるかもしれません。地域や季節にもよるけれど。

そんなサバイバル時における昆虫食は、
同番組の前日に偶然特集されていた『サバイバルゲーム』にもきっとヒントがギッシリ。
(こちらのゲストには、ぜひ日本のサバイバー・カメ五郎さんにも登場していただきたかった・笑)

そんなワケで、これからのゾンビ作品のサバイバル描写には、ぜひ昆虫食も取り入れていただいたいですね。

こちらが原作であるグラフィックノベルズ

おバカ映画なら、虫が巨大化するあんな映画もぜひ!

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この記事を書いた人
ムシモアゼルギリコ

フリーライター歴20年(※虫関連の記事以外、基本は別名義)。
2008年頃から昆虫料理研究会(内山昭一主催)に参加し、“虫食いライター”としての活動を始める。
TV、ラジオ、雑誌、トークライブ等で昆虫食の魅力を広めているほか、映画やバラエティ番組などに登場する“虫食いシーン”の、調理サポート等も行う。

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