封を開けてびっくりの、蟲御年賀!
ユニークな絵馬やお守りを収集する絵馬研究家の鏑木麻矢さんから、「ムカデ縁起物」を頂戴しました。
金色のムカデ刺繍が豪華!
プリントのムカデも、ゾロゾロッとした脚がど迫力。
これらは毘沙門天王の総本山である奈良県・信貴山の縁起物。
毘沙門天王の使者がムカデとされることから、このように縁起物のモチーフとなっているのだ。
そんなことから昔は毘沙門天を祀る寺で、正月には「お福むかで」といって生きたムカデが売られていたこともあるのだとか。
(それらは漢方に使われたらしいので、これもまた「むしくい」の一種かもしれない)。
ムカデは脚が多い形から「お足=お金が多い」「出足が多い」と、商売繁盛、金運上昇などのご利益があるとされているので、
「お福むかで」をパリパリかじれば(要加熱)運気も栄養もフルチャージ!! なんて夢広がる。
が、縁起物のおすそわけが阿鼻叫喚となる可能性も少なくなく、やっぱりお守りのモチーフくらいが平和かもしれません。
それにしても『ムカデ人間』の素敵マッドサイエンティスト・ハイター博士に「いいでしょ欲しいでしょ」と、見せびらかしたいですな。
鏑木麻矢さんのご利益ネタ満載ブログはこちら↓から!
素敵なお年賀、本当にありがとうございました!
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