東京虫くいフェスティバル2024 虫食いレジェンド大集合 10月26日開催

2017年の開催以来、7年ぶりの東京虫くいフェスティバルが帰ってまいりました! 今年は、10月26日に阿佐ヶ谷ロフトAで開催します。また、イベント3日前には、ムシモアゼルギリコ50歳の誕生日ということもあり、こちらもみんなでお祝いしましょう。

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小説、絵本その他虫カルチャーレビュー

珍書発見『Ask a Bug』

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先日、Twitterで洋書『Ask a bug』という本の存在を教えてもらった。

早速amazonで取り寄せてみると、虫の生態がわかりやすく楽しく説明されている、子供向けの内容だった。
「Do all bees make honey?」やら「Why do crikets sing?」など
知っているようでいて詳しくは知らないような疑問がシンプルに解説されていく。

ポップなデザインで虫が紹介されていて、多少の英語がわからずとも、読んでいてとても楽しい。
光沢と色彩が生々しい写真も、洋書ならではの味わいだろう。

さて・・・・・・「いい本ですね!」というだけでは、もちろん当サイトではご紹介しません。

虫に関するクエスチョンのひとつに「Do bugs teste good?」という素晴らしいお題があるんです!!

「虫はおいしいの?」
すべての虫好きキッズが知りたい(そうか?)、いい質問!

本書のそれに対する回答は“世界では、80%の人々が楽しく虫を食べているよ!”だそうです。
そして世界地図の上には、各国の代表的な食用昆虫。
さ~て、我が国日本は?

イナゴ?

ザザムシ?

蚕の蛹??

「In japan,shshi is topped with insects 」

えええええええ。

これ、我らが隊長・内山昭一氏の創作料理なんですけど!
日本で昆虫寿司を食べるのは、内山昭一と虫食う仲間たちだけだと思うんですけど!
世界の子供が激しく誤解すると思うんですけど!!

何故、代表的なイナゴやザザムシの佃煮にたどり着かなかったのか、激しく謎である。

ちなみに内山氏にこの写真の転載について聞いてみたところ、“初耳です”とのこと。
しかし“取りあげていただき、光栄です(笑)”とのお言葉。
内容はともかく、よかったですね、版元様。

いや、嘘から出た真として、昆虫寿司がスタンダードになる日が来る! きっと来る。

なんだかある意味貴重な本だと思うので、入手できるうちに買っておいたほうがいいと思うのは自分だけでしょうか。

昆虫寿司の元ネタは、言わずもがなこちら↓

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この記事を書いた人
ムシモアゼルギリコ

フリーライター歴20年(※虫関連の記事以外、基本は別名義)。
2008年頃から昆虫料理研究会(内山昭一主催)に参加し、“虫食いライター”としての活動を始める。
TV、ラジオ、雑誌、トークライブ等で昆虫食の魅力を広めているほか、映画やバラエティ番組などに登場する“虫食いシーン”の、調理サポート等も行う。

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