ご縁あって料理研究家・パティシエのkoppyさん監修のもと、タガメのケーキを作ろう!というなんとも面白い企画が実現。スイーツならではのキュートな既成イメージに囚われずに、あえて今回タガメの見た目を極力隠すことのなく虫のビジュアル全開の生命感溢れるケーキが爆誕したのであった。

ケーキはタガメの住まう水辺をイメージされたそうです。
ラフランスの香りがする、タイワンタガメを使用。
ケーキの湖をタガメが泳ぐ。大地と水と自然を食材で見事に表現してくださりました。水草や土、岩の表現などが、まるで自然の世界を凝縮したジオラマ。壮大な想像が膨らむ。これならきっとタガメも、かつての故郷に還れたかね。

タガメは飾りとしてだけではなく、5匹分の肉を掻き出してレアチーズに混ぜました。発酵食品で虫のクセが消えた。

ミールワームは、ホワイトチョコでトッピング。 突き刺さっているとお誕生日のろうそくみたいだ。

ケーキ入刀。
エビやカニのスイーツなぞ聞いたことないけれど、昆虫はスイーツに合うこの世の不思議。これだから昆虫食はおもしろいかな。
セミもバッタもタガメもコオロギも、みんなみーんな、見事にスイーツに化けるのだ。