『スズメバチを食べる 昆虫食文化を訪ねて』松浦 誠

■著者:松浦 誠

■発行:2002年

■発売:北海道大学図書刊行会

<目次>

Ⅰ.食用としての昆虫 Ⅱ.日本におけるスズメバチ食とその歴史 Ⅲ.ハチの子の流通と市場 Ⅳ.食材としてのハチの子 Ⅴ.外国のハチの子食 Ⅵ.どうやって巣を見つけるか Ⅶ.巣採りの悲劇 Ⅷ.ハチを飼う Ⅸ.天敵としての保護と利用 Ⅹ.ハチ食から地域おこしへ

昆虫食の代表格・スズメバチ食のすべてがこの1冊に!

昆虫食は国民的グルメ漫画『美味しんぼ』にも登場しいていて、ハチノコもそのひとつだ。

そんなポピュラーなハチノコ食を語りつくしたのが本書。

ハチの生態や、地域ごとにどのような調理でどんな種類のハチを食べていたのか、採取人の声などが収録されていて、ハチ食の奥深さを知ったような気持になれる。カラーページには、土中のスズメバチの巣や幼虫にエサを与えている働き蜂など、貴重な写真も満載。

また、スズメバチってこんなにすごい!という事だけではなく、蜂採りと切っても切り離せないアナフィラキーショックの体験談もしっかり乗っている。いやー勉強になります。

この記事を書いた人
ムシモアゼルギリコ

フリーライター歴20年(※虫関連の記事以外、基本は別名義)。
2008年頃から昆虫料理研究会(内山昭一主催)に参加し、“虫食いライター”としての活動を始める。
TV、ラジオ、雑誌、トークライブ等で昆虫食の魅力を広めているほか、映画やバラエティ番組などに登場する“虫食いシーン”の、調理サポート等も行う。

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