東京虫くいフェスティバル2024 虫食いレジェンド大集合 10月26日開催

2017年の開催以来、7年ぶりの東京虫くいフェスティバルが帰ってまいりました! 今年は、10月26日に阿佐ヶ谷ロフトAで開催します。また、イベント3日前には、ムシモアゼルギリコ50歳の誕生日ということもあり、こちらもみんなでお祝いしましょう。

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昆虫料理

【昆虫食】カイガラムシってどんな味?

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ふと、いつぞやの春先のことを思い出した。
スモモの木にカイガラムシ成虫がおぞましい密度で大量発生している光景を目の当たりにする。


おそらく本種はタマカイガラムシだろうか。

カイガラムシを捕まえよう!


にしても、ウジャウジャいるなぁ。
バラ科の植物(すもも、りんご、ぶどう等)を好んで、集団で樹液を吸い取る害虫だそうで、ターゲットとされる樹木はたちまち衰弱してしまうのだという。

こうもいっぱいいると、集団恐怖症の方だと、だいぶ重症な絵面なのだろうか。
このままだとスモモも枯れそうだし、金属のブラシで駆除してみよう。

ガリガリとこすっていくと、面白いくらいにポロポロとカイガラムシが落ちるではないか。こりゃア面白い。すべて駆除しちまおう。

30分ほどでこんなにとれた。どことなくキャビアみたい?
赤い着色料の原料(いちごミルクや魚肉ソーセージなど)に乾燥コチニールカイガラムシが使われている場合があるみたいだけど、こちらはあくまで色なので味に関しては私自身も未知であった。

カイガラムシを食べよう!

試したのはカイガラムシごはん。
カイガラムシを油でサッと炒めて、ご飯と和えた。
ビジュアル的には雑穀米によく似ている。いただきます。

カイガラムシの外殻は、カリッとした軽快な歯ごたえを期待していたが、そこまで良いものではない。どちらかというとフニャッとしていた。
中身は体液が多いようで、味わうとほのかな甘みに、独特の渋さがあった。
カメムシ目の昆虫なので、何か香りを期待したんだけど、香りというよりは、渋みのほうに特徴がある。決して不味いわけではないが、とびきり美味いというわけでもないので、う〜ん…なにか使い道はあるものかね。。
メインになりきれない分、料理のアクセントに使うといいかのも知れない。
ということで、今回もごちそうさまでした。

【カイガラムシ成虫】
総合点…100点中70点

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この記事を書いた人
むしくい

昆虫食愛好者(と言いつつも、肉も魚もいろいろ食べる。)
祖父母の影響で、幼少期に生け捕りのハチの子を炒めて食べるなどして、昆虫食に親しんだ。

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