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「Shapeshifter」MVでむしくい

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文学フリマの打ち上げで飲んでいたら、ニュージーランドのバンド Shapeshifter(シェイプシフター)のMV撮影で虫を食べることに。

なんででしょ?

撮影上なりゆきでカイコを生食いしていますが、通常は生では食べません。
(↑コレに対して「紳士系変態犯罪者の言い訳みたいだ」というつっこみが…)
皆さんは必ず加熱して食べてください。ちなみに蚕の脚の吸盤が手にくっつくので、大変食べにくいです。

虫食いシーンに加え、ラスト5:57あたりでは水着女子がタコとたわむれているシーンがあるのだが、

コレは約半日がかりで撮影し部屋も女子も磯臭くなったにも関わらず、

彼らにはショッキングだったためか、かな~り控えめな編集に。嗚呼もったいない。もっとアップを映して欲しい!

西洋人はタコをデビルフィッシュと呼び恐れているからか、撮影現場では「Oh My God!!」が飛び交っていたなあ……。

 

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タコの吸盤に吸い付かれ肌がうっすら内出血をおこし、全身磯臭くなったエログロ2Dデザイナー&油絵師の兜鴇鴻さん

ナイスファイト&超お疲れ様でした!

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ちなみに「タコは一度からみついたらはがすのが大変だから」と、築地から職人さんがついてきてれました(大がかり!)

撮影後は素晴らしい包丁さばきでタコしゃぶまで用意してくれ、技術と気持ちとタコの味に感謝感激。

ちなみに何故こんなことになったかという経緯は以下
(大して面白い話しではありませんが、ご興味のある方だけどうぞー)

前回の文学フリマの後、数人で新宿へ流れてお疲れ様でしたーと飲んでいたところ
お店にゾロゾロと大勢で入ってきたのは外国人グループ。
その時たまたま自分のカバンの中に蚕が入っていたもので、「日本の虫だよー」とつい見せびらかしてしまうと、

ご一行様から悲鳴が……(営業妨害でホントスミマセン)。

そして虫の味について超適当に説明していると、

「ちょっとちょっと、タランチュラを生で食えって話になってますよ」と店主のアベさんが通訳に入ってくれる。

いや、それは無理!! そういうのは佐々木孫悟空さんという方にお願いしてくださいぃ……!!

さらに「ビキニでタコとからむのは可能か」って、それも無理ですから公害ですから……!!

そもそもタコの用意なんてできませんよ、というか、何かの撮影で日本に来ているんですね。

そんなこんなで大騒ぎしながらも、後日ビキニ×タコと虫食いの両方ができる若い女子をご紹介するということで決着。

撮影日までの間、コーディネーターと数回やりとりして何度もバンド名を聞いたものの疎いものでどうにも覚えられず、

後から人に教えてもらうと「ドラムンベース入門編あたりで絶対に聞くバンド」だそうですよ。

そして翌週、撮影場所であるゴールデン街のasylへ行くと、“タコのシーンと同じ娘じゃないほうがいいから、お前食え”と。

あー、うっすらそうなる予感はありましたがねー、うふふあはは……、はい食べさせていただきます。

このMVを観たニュージーランドの方々が「TOKYOのBarでは虫が食べられるんだぜ!」と思うかどうかは知らないが、

ともかくそんなワケで Shapeshifter(シェイプシフター)のMVに虫食いシーンが登場したのでありました。

虫もタコもごちそうさまでした。

この記事を書いた人
ムシモアゼルギリコ

フリーライター歴20年(※虫関連の記事以外、基本は別名義)。
2008年頃から昆虫料理研究会(内山昭一主催)に参加し、“虫食いライター”としての活動を始める。
TV、ラジオ、雑誌、トークライブ等で昆虫食の魅力を広めているほか、映画やバラエティ番組などに登場する“虫食いシーン”の、調理サポート等も行う。

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