「カラフルな色遣いが楽しい、フランスの人気イラストレーター」
こう紹介されることの多い、セレクトショップ「Usagi pour toi(ウサギ・プゥ・トワ)」でおなじみのナタリー・レテ。
確かに可愛いっちゃー可愛いのだが、パンチがありすぎて”ちょっと狂ってる”と思わせるものも多く、それがまた大変いい。
こちらは数年前、衝動買いしたぬり絵『昆虫』。
一般的な「ぬり絵」なら、線はシンプルにファンシーに…が打倒な線だと思うのだが、
コレは何というか昆虫大好きアンファンが「虫って本当はこうなってこうなってるんだもんね!」と鼻息荒く、
可愛さそっちのけでグリグリと画用紙に書き込んだかのような熱さを感じる。
以下数ページだが、ナタリーレテの昆虫描写をお楽しみください。
押し花のようにべったり「平面」なのもなんか怖い!
全部おっぴろげられると、見ている方が少し恥ずかしい。
映画『パンズ・ラビリンス』にも出てきたが、ヨーロッパでナナフシってポピュラーなの?
ナタリー・レテの作品に、肉の部位や屠殺風景がしたためられた『BOUCHERIES(肉屋)』という絵本もあるらしく、
そんなもの、欲しいに決まってます。