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『蜂女の恐怖』

2011.01.12 | Posted by giriko | Filed Under 映画, 虫カルチャーレビュー 

■原題:THE WASP WOMAN
■制作: 1960年 アメリカ
■監督:ロジャー ・コーマン
■虫:ミツバチ

夢と恐怖のローヤルゼリー

アイドルやモデルの場合、年齢的な限界を感じてしまったら「第2の夢を追いかけたい!」「夫のサポートに専念したい(でもママタレントとして復帰できたらラッキー★)」なんて理由をつけて引退できるのかもしれないが、従業員の生活がかかっているシャチョーさんだとそうもいかないのが、少々気の毒だ。

主人公は化粧品会社の女社長。巷のオリジナルコスメを販売する医師や美容研究家が皆ずば抜けて美しいように、この女社長も若さをほめたたえられる会社のアイコン的存在だ。……だったのだが、そろそろ自慢の若さも衰え始め、それと比例して商品の売れ行きも芳しくない。

そんな、売り上げのために若さをキープしなくてはならないという状況で、切羽詰って手を出してしまったのが、ローヤルゼリーから作られたという若返りの秘薬。自分の研究ばかりに熱をあげて養蜂会社から追い出されたヘンテコ博士が売り込んできた新薬だ。どっからどうみても怪しいだろ!

あれこれあってこのエキスを打ち過ぎた女社長は、観ている10人が10人期待する通り、薬の副作用で蜂人間に大変身。

若返るわ変身するわという、大変夢のあるローヤルゼリーです。

でも、決してパッケージの素敵な変身姿に期待してはいけません。いや、B級怪物映画キング・ロジャーコーマン的変身という事ではとても満足だけど!

博士の解説によると変身後の社長は「女王蜂」とのことなので、働き蜂(社員)は殺しちゃダメだと思います。コロニー(会社)の維持ができなくなりますから。

ちなみにローヤルゼリーは「王乳」とも呼ばれるミツバチの女王と女王候補である幼虫の食物のこと。女王蜂が働き蜂の30~40倍もの寿命を持つのは、栄養価が高い王乳に秘密があるそうだ。美容効果、健康効果も高いことから健康食品の定番となっているので、誰でも手軽に摂取できます。ですが、どう変身するか自己責任で!

びっくり変身姿がチラリとみられる予告編はこちら
THE WASP WOMAN