『クイック・ジャパン』で虫食い!

 

この夏開催した1日限定イベント「蝉酒場 むしくい」。

”蝉フルコース”の詳細を日刊サイゾーに、『漫画実話ナックルズ』にとご紹介していただき、そして今月は『クイック・ジャパン』(Vol.98)!
やきそばかおるさんのコラムで取り上げていただきました。

どなたの記事でも、見事に「わあ!蝉がこんなに美味しいなんて」という展開には全くならず
ちょっぴり寂しいものを感じなくもないのだが、それでも虫食が少しでも世に知られていけば嬉しいことです。

さらに、やきそばかおるさんの作品『動物チラリズム』DVDに収録されている「動物おしりずむ」のセンスに感服していたので、そんな方に虫食いについて書いていただけるなんて感激。

(以下、虫の栄養について補足なので、ご興味ない方は読み飛ばしてください)

ところで、わたくしが虫の栄養について紛らわしい事をお伝えしてしまったため、
記事の内容について、少しだけ訂正させていただきたい箇所が。

 

コラムの中で「幼虫はアミノ酸が多い」とご紹介いただいているのですが、実際は虫のアミノ酸量は肉や魚とあまり変わりはないそう。

ただし、“全体”を食べることからアミノ酸バランスがいいと言われています。

「アミノ酸バランスがいい」ってどういう意味? と思う方にプチ解説。

まず、アミノ酸とは体を維持するのに欠かせないたんぱく質を構成している栄養素のこと(髪も肌も爪も細胞も、アミノ酸が材料だ)。

アミノ酸は約500種類あり、(例えば小麦のたんぱく質からとれるグルタミン酸も、アミノ酸の一種)、
その中で人間の体を作っているのは20種類。

さらに20種の中でも体内で合成できるものとできないもの(必須アミノ酸)があるため、
健康維持のために様々な食品を食べて体内で合成できないアミノ酸を補給する必要がある。

食材の質というのは、たんぱく質量やアミノ酸の種類&バランスで評価されるのだが、
肉の一部しか食べない他のたんぱく質よりも、全体を食べる虫は“アミノ酸バランスがいい”と言われているよう。

アミノ酸バランスをカレー作りに例えるならば、
“500gトウガラシオンリー”を渡されるのに比べ、“50gずつクローブ、シナモン、こしょう、ターメリック等々を10種類”のほうが、
はるかに(どころじゃないけど)カレーの完成度が高まるといった感じだろうか。

また、さらに「美容によい」と紹介していただいている理由を補足すると、
アミノ酸は肌の保湿力や弾力にも欠かせない成分だから。

「お通じがよくなる」のは、甲虫類の外骨格に含まれるキチン質(キトサン)の食物繊維としての機能です。

 

「アミノ酸が多い」というイメージで問題ないのですが、量を摂るよりも、「色々な種類がとれるもの」ということが栄養的に重要なので、
うるさいことを言って大変恐縮なのですが、ここでひっそり説明させていただきました。

 

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