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11年5月15日ひるべ【虫&ハーブ特集】

2011.06.22 | Posted by giriko | Filed Under よるのひるね, 虫イベントレポート 

■開催:2010年12月19日(日)14時〜17時
■会費:2000円 予約制
■会場:JR中央線阿佐ヶ谷駅前、カフェバー「よるのひるね」
■食材:セミ(幼虫&成虫)、タイワンツチイナゴ、タガメ、ミールワーム、コオロギ

この回のテーマは「虫&ハーブ」

最近の「昆虫料理のひるべ」は、メニューの担当が持ち回り制になりました。

今回のメニュー担当は虫フェスVol.1にも登場した、食虫植物愛好家の星野映里さん。

「虫を食べるものを愛でる」という立ち位置で、昆虫料理にアプローチ(?)。

今回の昆虫×ハーブという試みは

「昆虫特有のクセを抑え、旨味をより引き出すためです。下処理でしっかり揚げ、ハーブ・スパイスで臭みを消すことで、食べやすくする」という狙いがあるよう。

さて、できばえは・・・?

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メニュー
・虫ハーブバター
・虫ラタトゥイユ
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■虫ハーブバター


(材料 20人分)
カイコさなぎ 80
サクサンさなぎ 40
ジャイアントミルワーム 60
オレガノ 適量
ニンニク 2個
塩こしょう 適量
バター 300グラム
フランスパン 3本

(作り方)
1 カイコさなぎ、サクサンさなぎ、ジャイアントミルワームを揚げて、みじん切りにする。
2 フレッシュハーブをみじん切りにし、ニンニクをすり下ろす。
3 バターを室温で柔らかくし、クリーム状に練る。
4 (3)に(2)を入れよく混ぜ、3等分にし、それぞれにカイコさなぎ、サクサンさなぎ、ジャイアントミルワームを入れてさらに混ぜる。
5 (4)を容器に入れて冷蔵庫で冷やし固める。
6 カットしたフランスパンに塗る。

「ハーブバターは、カタログハウスで育てた永田農法のフレッシュ・ハーブ(オレガノ・アップルミント)を使いました。ラタトゥイユの隠し味にも、ハーブ(ローリエ・ハーブバター)を使っています」(星野さん)

■虫ラタトゥイユ
(材料 20人分)

セミ幼虫 40
セミ成虫 40
タイワンツチイナゴ 40
コオロギ 80
ジャイアントミルワーム 60
赤唐辛子 2本
オレガノ 適量
ニンニク 2個
なす 4本
たまねぎ 4個
にんじん 2本
ズッキーニ 4本
パプリカ 2個
塩・こしょう
トマト水煮缶 4個
ローリエ 4枚

(作り方)
1 セミ幼虫、成虫、タイワンツチイナゴ、コオロギ、ジャイアントミルワームを揚げる。
2 パプリカ、ニンニク、なす、たまねぎ、にんじん、ズッキーニ、赤唐辛子をみじん切りにする。
3 フライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りにした野菜を炒める。
4 塩こしょうをして、火が通ったらトマトの水煮を加え、20分程煮込む。
5 オレガノ、揚げたセミ幼虫、成虫、タイワンツチイナゴ、コオロギ、ジャイアントミルワームを加え、冷まして味をしみ込ませる。

最近は店内が混雑するため、火を使う作業は外で行っている。

道行く人々の、様々な色を帯びた視線が・・・!

できあがり!

「ラタトゥイユには虫の全体を使って形を楽しんでいただき、ハーブバターはペースト状にした虫を使って、味を楽しんでいただく、という2wayで味わえる趣向にしました。
実際につくってみて、ハーブバターはニンニクの量が多過ぎると虫の風味を殺し過ぎてしまうので、やや控えめにするか、クセの強い昆虫を使った方がいいと思いました。サクサン、カイコはニンニクにも負けてなかったですが、ジャイアントミルワーム、タガメは、若干負けていました。ラタトゥイユに揚げた昆虫はよく合いました。フライドオニオンのような感覚で、コクが深くなったように思います」(星野さん)

この日はアウトドア雑誌『BE-PAL(ビーパル)』の取材も。

今日も昆虫をご馳走様でした!