■開催/2011年12月3日 ■場所/東京中野・桃園会館
■出演/内山昭一(昆虫料理研究家)・永井尋己(虫映像作家)・ムシモアゼルギリコ(虫食いライター)
■ゲスト/小塚拓矢(怪魚ハンター)/”むし展”(虫雑貨作家)メンバー、その他
Vol.1、Vol.2と好評をいただき、無事3回目の開催に至った「東京虫食いフェスティバル」!
今回のテーマは「虫食いルネッサンス」
古い時代の食べ物としてとらえられがちな昆虫食を未来へとつなげるため、
虫食い人たちが、さまざまなアプローチで再生・復興へと働きかけることに。
イベント開催当日は午前中から大雨・・・という悪天候にも関わらず、大勢の虫食い人が集合しました。そしてレトロな風情の集会場・桃園会館は、たちまち虫だらけ(※誤解を招きそう)!
回を重ねるごとに充実していくムシ物販。
蚕味噌、ゴキブリ味噌、ツムギアリ塩麹、タガメ味噌、桜毛虫塩麹等のトッピング2種が選べるおにぎりセット。
虫食い初心者でも美味しく食べられる、イナゴクッキー、イナゴマフィン。
TV等でおなじみの蜂駆除専門家・ハッチー小川さん自家製の”ハッチー蜜レモン”。
3種の蜂蜜から1種が選べ、その場でホットレモネードに。
ハッチー蜜レモンドリンクには、スズメ蜂を浮かべます。
「むし展」さんたちも出典! アートな虫雑貨。
”蝉の抜け殻ティッシュケース”は、カーテンにぜひ取り付けたい!
「高円寺フェスティバル」のゆるキャラ祭りにさりげなく混ざって話題をさらった蝉娘も、参戦しないわけがない。
そして蝉娘の隣に立つと、何故か満面の笑みになる。
ジワジワと人気の集まってきているタガメ・ウォッカ。
昆虫料理研究会の名物ドリンクになりつつある!?
そして開場から1時間後、そろそろ開幕・・・という頃に、謎の大鍋がどーんと置かれていた。
「・・・な何、コレ」とメンバーに聞けば、なんと町内会が豚汁を差し入れてくださったのだとか!
桃園会館は区の施設で地域の交流の場となっているので、どんだけご近所にヒソヒソされているのか・・・と思っていたのだが、なんという暖かいお心遣い。目頭が熱くなるじゃないか。
しかし既に大変な人出不足に陥っていたため、運悪く目をつけられてしまった客席のお二人が、なぜか他のお客さんに豚汁をよそい続ける羽目に(本当にありがとうございました&超助かりました!)
ということでいよいよ開幕。
中編に続く。
撮影/ぽるこ